年代による症状の違いについてなのですが、これは、よく誤解を受けることがあります。
それは、「リウマチは、高齢の女性の病気だ」といわれるわけです。
それは正しくない理解です。
例えば、子どもを出産するといったことによって、そのあとにリウマチを発症する人が多いということから分かるように、年齢的に、30代から40代に発症しやすい病気なのです。
そして、若い方でも、例えば正座ができないという方は、結構いらっしゃいます。
それは例えば、ひざの関節が非常に痛いため、とても正座の格好ができないのです。
そのようなことが、一つあります。
それから、やはり、お年を召してこられると、20年、30年経過する間に、リウマチが進行していますから、その場合には、やはり関節が変形していくわけです。
これは、若い方でも変形していくわけですけれども、このような変形が見られます。
そして、これがどんどん進みますと、例えば、リウマチ特有の変形をするような手の形になるわけです。
手の平がまっすぐにならない、あるいは足の形で申し上げると、足がダイヤ型になります。
通常の足の形が、ダイヤ型に変形してしまうということがあります。
このような変形が、手においても足においても現れます。
また、肩の関節も非常に硬くなり、手が上がらない、腕が上がらないといったことも症状として出てきます。
たとえば、腕が180度上がるということは全くなく、30度程度しか上がらない状況にもなることがあります。
こういった症状が、出るようになります。
男女の割合と地域ということなのですが、まず男女の割合で申し上げますと、リウマチという病気については、だいたい女性が5、男性が1ぐらいになります。
5対1ぐらいで、女性の方が多いということです。
次に、地域について申し上げますと、やはり寒い地域では、非常にリウマチを発症しやすいということがいえるでしょう。
また、寒い地域では、痛みを強く感じるということになります。
たとえば北海道と沖縄を比べるなら、北海道の方が寒い地域にあたりますから、北海道では、痛みを強く感じやすいということがいえます。
つまり、寒い地域では、リウマチの症状を強く感じやすいということがいえます。
また、寒い地域では、リウマチが悪化しやすいということになります。
寒い地域の場合、そのようなことを、非常に体で感じることになります。